えっ！？そんな物を埋め込むの！？～書斎コーナーα版その１～

きんつば家のリビングの要！
要望てんこ盛りの書斎コーナー。

このスペースはそれ程広くはありませんが、
①PCコーナー（兼子供の宿題コーナー）
②リビング収納
③リビングライブラリ
④節句飾りコーナー
⑤電話置き場
⑥充電ステーション
（⑦家族掲示板もここに設置するかも？）
詰め込むだけ詰め込んだ、こだわりも満載な場所となっております♪

書斎コーナー完成イメージ

ファーストプランで建築プランの大枠が決まったきんつば家。
「奥さんは収納プランを考えてみてください」と宿題を出されたので、どこにどんな収納が欲しいか考えました。
書斎コーナーはリビング収納も兼ねていますので、家中の収納α版と併せて担当のSさんに見ていただきました。

持って行ったのは手描きのイメージ絵なのですが、内容としてはこんな…

それぞれの寸法内訳

数字が細かいのは、ここのコーナーが1820×1820なので1820に収まるようにと足掻いた結果です。
（実寸はもう一回り小さくなるんじゃ…と思いつつ、まずは目一杯のサイズで検討）
下記の様なことを考えながら、スペースを割り振りました。

本棚

壁面はダボレールを使用した本棚。
なので、天井までびっしりドーン！とすることも可能です♪
収納力重視の前後使いをしたいので、一般の本棚と同程度の奥行（300くらい）がほしい。

イスゾーン

イスゾーンは椅子を引いて座るのに無理のない広さ＆本棚の下の方を使うのにある程度の余裕…と考えると800くらいほしい。
他の部分の奥行を確保するために、狭くなる可能性が高い。
あまり狭くなるときんつば（夫）が使いにくいかもしれない。

カウンター

カウンターはリビング側を収納に、書斎コーナー側は開口にして足を入れられるように！
カウンターの高さは椅子が選びやすいように、一般的なテーブルに多い700程度に。
リビング側を節句飾りゾーンにしつつ、本棚側をPCコーナーとして使用したいので奥行は深く取りたい。
お雛様を置きつつPCを使うのに不便がない程度と考えると800くらい欲しいがきついかも。

今回の主役はリビング収納

そして、今回の話はここ…

赤くした部分です！
カウンターの前はリビングゾーンなので、この収納はリビング側から使うものです。

リビング収納への要望

重要度の高い要望

内寸は320（A4ワイドが入る）は欲しい

 最初に入れるものは子供のおむつやおもちゃなど
 いずれはリビングで使う細々とした物を収納できる場所にしたい

家にあるものをメジャー片手に色々と測ってみたのですが、リビングに置くかもしれない物達は320あれば問題なくしまえるので、この奥行は確保したいです。

扉を付ける

 観音開き？
 プッシュ式開閉などのフラットな見た目が好みだが、取っ手があっても構わない

できれば叶えたい要望

中を可動棚にしたい

突然カタログをめくりだすSさん

そんな話をしていたら、担当のＳさんが何やらカタログを持って来て
「なんか良いのなかったかなー」
とバラバラめくり始めました。

？(*´▽`*)？

建具の造作は高いという現実

「棚みたいな箱物は、それ程お金をかけずに作れるんですよ」
工務店さん自体もオプション工事は材料と手間賃くらいでいいよ！というスタンスなのですが、大工さんも「いいよ！いいよ！」でやってくれるケースがよくある…らしい。

「でも建具は建具屋さんに頼まないといけないので…扉一枚で6万とかいっちゃうんですよね」
収納棚自体はかなりお安く作れるかもしれないが、扉を付けたいとなると一気に値段が跳ね上がる模様。
観音開きの収納となると扉が4枚になりますので、恐ろしい金額が出て来そうです((((；ﾟДﾟ))))

無知なまめだいふくは「ここは造作で♪」と原案を持って行ったわけですが、
まともに作ってもらったら、オプション予算が派手に吹っ飛びます(´;ω;`)

でもここは扉が欲しいんです！
だってリビングから丸見えなんだもの！

既製品をうまく使ってコストダウン…したい

「なので、既製品で使えるサイズの扉があればそれを使いたいんですよ」
さっきからカタログをバラバラめくっていたのは、丁度良いサイズの扉がないか探していた模様。
オーダーメイドだと6万とかしてしまう扉も、既製品なら1〜2万とかだそうで。
確かに既製品が使えるなら、大幅なコストダウンが期待できますね！
でも、高さ700以下で探してみると…ない(´;ω;`)

「うーん、どこかで見たことあったような気がするんだけどなぁ」
違うメーカーのカタログもバサバサバサー

丁度事務所に戻って来た現場監督さんにも
「こういうサイズの扉って何かなかったっけ？」
と聞きながらバサバサバラバラカタログをめくることしばし…

そして見つけたウォールキャビネット

「あった！これだ！」

Ｓさんが見つけた物がコチラ（上の方のパーツ）

ウッドワンの玄関収納のウォールキャビネット。
靴箱です。

扉のバラ売りもあり、高さ569と700のカウンター下に入るサイズです。

更にカタログを見ながら
「これを2セット、カウンターの下に埋め込みましょう！」

靴箱を埋め込む！？

えっ！？Σ（ﾟдﾟlll）

く、靴箱をカウンターの下に埋め込むの？

えっ！？

…戸惑いつつも見てみると、このパーツ奥行は345。
A4ワイドが入れられる様に320以上！と出していた要望をクリアしています。

…おや？
丁度良い…の？

建具とデザインが揃えられるので、統一感が出て格好良い

「ウッドワンはうちで使っている室内ドアのメーカーなので、ドアとデザインを揃えられますよ！これは絶対格好良いですよ！」
Ｓさんの脳内には既に完成イメージが浮かんだ模様。
うん、格好良いですよ！絶対格好良い！と格好良いを連呼！

その場でカタログを見せてもらい、第一印象で選んだ扉デザインは横木目のダークブラウン

あ、格好良い(*´ェ`*)

気になるお値段

「これならえーと…」
電卓パチパチ

「キャビネット二つと扉四枚で、45,000でやりますよ！」

おぉぉぉぉぉ！
建具屋さんに作ってもらう扉一枚分以下のお値段で、収納一式やれちゃうんですね♪

ちなみにですが、打ち合わせで何かアイディアが出る度に明確に出来る出来ない、これはいくらとポンポン答えてくれます。
Ｓさんが決裁権を持っているので、ハウスメーカーとの打ち合わせでよくあった「次回までに調べておきます」が物凄く少ないです。
明確でスピーディな打ち合わせなので、一回一回の密度が濃いです。
ガンガン決まります。

Sさん自画自賛

「いやー、普通こんなところに靴箱なんて使わないよなー」
なんて言いながら、ニッコニコで超楽しそうです（笑）
要望をクリアしつつ、コストも抑えて、仕上がりも格好良いと三拍子揃った素敵アイディアにＳさんも自画自賛。
ということで、リビング側からの収納は変化球の「靴箱埋め込み」になりました。

…これ、格好良いですよ(*´▽`*)
（ちょっと前に現場で組み立てられていました）
いつかWeb内覧会をしますので、お楽しみに♪

書斎コーナーは我が家のこだわりポイントの一つなのです！

トラコミュ　いえづくりのこだわり

色んな方のこだわり記事を読むのも楽しいですよ♪